自分でリスティング広告を始めるにはどうすればいいのか!?Google広告編
お久しぶりですsappyです。
先日SEO対策や検索エンジンの仕組みを説明したと思うのですが、今日はちょっとその先、リスティング広告の始め方について説明したいと思います。
リスティング広告とは
そもそもリスティング広告とは?今更、当たり前のように飛び交っている言葉になってきましたから「え?リスティング広告ってなんですか?」って聞けませんよね。大丈夫です、説明します。
リスティング広告とは
主に皆さんが使っているヤフーやグーグルといった検索エンジンで、ユーザーがある目的で「キーワード」を入力して「検索」した時に、その検索結果に対して広告を打つというものです。
たとえば「ランディングページ」とグーグルで検索してみてください。すると、ズラ〜と検索結果が表示されますよ。その検索の「wwwから始まるURLの前」に小さく「広告」と書いてあると思います。それがリスティング広告です。
掲載媒体は
リスティング広告の掲載先は主に「Yahoo!」と「Google」です。ヤフーは「Yahoo!プロモーション広告」と言い、Googleは「GoogleAdWordsあらためGoogle広告」と言います。昔は「GoogleAdWords」だったのですが、今年2018年の7月から名前が変更されています。
他の検索エンジンといえば「bing」などがありますが、これは「Yahoo!プロモーション広告」に登録すれば、bingにも表示されるのでこの2つさえ抑えておけば、ほぼ問題ないと思います。
アカウントを開設する
Yahooは法人もしくは個人事業主としてビジネスIDというものを作成しなければなりません。ですが、今回はGoogle編ということで、Google広告のアカウント開設から説明していきます。
Googleにログイン
まずはこちらのGoogle広告のトップページへ飛び、ログインします。通常自分がGoogleで使用しているアカウントで大丈夫です。また、Googleのアカウントを持っていない方は、事前に作成しておきましょう。
ログインすると、初めての方はこんな画面が出てくると思います。まぁGoogleからのメッセージ的なものですね「こんな感じで広告出せますよ〜」みたいなものです。
広告の目標を設定する
次に広告の目標を選択します。
下矢印になっているところを押すと、それぞれの目標選択からのアクション(コンバージョン)させたい項目が記載されています。
広告を打つサイトやその目的に応じて選択していきますが、基本的にはリンク先は同じなので、表示されている項目に当てはまらなくても、似たような目標を設定して次へ進んでください。
ターゲットユーザーの設定
次へ進むとこのような感じで「都道府県」が選ばれている状態になっていると思います。
※Googleアカウントの登録情報によって表示は異なります
弊社は兵庫県にあるのでこのような設定になっていますが、サービス内容や見てもらいたいターゲットがどこに分布されているかで、設定を変えることができます。
設定を変えたい場合は、デフォルトで入力されている文字を消したり編集してみてください。
例えば、兵庫県内ではあるが、神戸市のみの人にアピールしたい場合、神戸市と打つと選択項目がでるので、そこから選択したいものをチェックして設定します。
逆にもっと商圏を狭めたい場合や、店舗周辺にぐっと寄せたい場合は、「ビジネス拠点の近く」をクリックすることで選択できます。
下にあるボリュームメーターを右、左に動かすことで商圏の広さを変えられます。
こちらもアカウントに登録されている情報がベースになるので、そこから円を描くように設定できます。
ただ、ここで1つ疑問が・・・半分海だった場合はどうなるのか?これは私もわかりませんが、おそらく設定自体が、ビジネス拠点からの半径なので、海も入ると思います。それはちょっともったいないので、一旦、兵庫県全体に仮に設定しておきます。
ユーザーの推定規模を確認
設定の基準が何も決まっていない場合は、ユーザーの推定規模を確認しながら進めると選びやすいかもしれません。先ほどの例でいくと、私は兵庫県全体を選びました。すると右の方に「ユーザーの推定規模」の数値が出ていることが確認できます。
これは、説明にもある通り1ヶ月あたりのユーザー数です。この数を見ながら設定をしていくことも重要です。
何をアピールしたいのか
次へ進むとキーワードを選択する画面に飛びます。デフォルトで出ている画面内でテキストを選択することも可能ですが、この画面上で出ていない場合は、自分で入力して登録することもできます。
しかし、選択してみると右のユーザーの推定では「限られたユーザー数」となっています。 これはGoogleに「おい!思ったよりは人数少ないよ」ということです。やはり兵庫県だけで絞った場合はちょっと厳しいので、戻って修正します。
とりあえず、関西を全て選択しました。
どんどん設定していく
次にユーザーに検索されたいワードを選択します。
一旦広告で使用する言葉は「広告代理店」に設定しました。次に宣伝したい商品やサービスを設定するのがですが、多ければ多いほど引っかかります。上限が10個までなので自分のサービスに合うものを選びましょう。
ユーザーの推定規模が24826人になっています。 ここまでで、大体2万5000人へアピールできるという設定ができました。
広告の作成
次の画面に飛ぶと、実際にユーザーが検索した時に表示する広告の作成ができます。
設定する項目は「見出し1」と「見出し2」、「説明文」の3つだけです。以前はもう少し細かく設定ができていたのですが、おそらくgoogle広告になって簡易化されたと思います。
リンク先のURLも設定できるので、グーグルアカウントに登録していたものだけではなく、コンバージョン率を上げるために作成したランディングページなどの紐付けも可能です。
文字数制限
見出し1 = 30文字以内
見出し2 = 30文字以内
説明文 = 80文字以内
それぞれ文字数制限があるので、表示されてクリックされやすい文字やワードを入れて他社と差別化をしましょう。
電話番号を入力する
これは必須になります。
予算を設定する
予算組みはユーザーが広告をクリックした時と、電話などで問い合わせをした場合に発生するので、予測される掲載結果から自分の予算感とすり合わせ、割り出していきましょう。
また、競合他社の平均的な予算が概算ででているので、その数字も参考にしてみてください。「1日あたりにどれくらい予算を使ってもいいか」という基準と「月の上限額」、「競合他社のデータ」、「予測される掲載結果」の4つを基準に組み立ててください。
広告設定の確認
後、一歩です。ここまでくれば、後は自分が設定してきた広告を確認します。確認して修正するものがあれば、ここで最終修正してください。
お支払い情報の確認
初めての人はお支払い情報を入力しなければなりません。入力して「次へ」のボタンを押すことにより、作業完了として広告が掲載されます。
注意)この「次へ」を押すと掲載が開始されます。
掲載開始
掲載は完了されましたが、アドワーズは広告掲載を「キャンペーン」として管理でき、そのキャンペーンをいつでも編集・停止することができます。
ということは、クリックされすぎでコンバージョンが上がらない場合や、思ったよりも予算を使ってしまった場合など、状況に合わせて随時更新していけるので、ただ出すだけではなくしっかり運営していかなければなりません。
まとめ
以前説明したインディードの記事とちょっと似てるような気がしましたが、基本的にネットの広告掲載は成果報酬型が多く、このような形をとっているところが一般的です。その設定や作業に慣れている人であれば、今回の設定もサクサクできたのではないでしょうか?
運営型広告になるので、普段違う仕事をされている人は、弊社のような代理店に任せてみるのもいいかもしれませんが、効果追跡とその結果から導き出される次の対策をしっかり共有した上で運営をした方がいいと思います。代理店は何社もそのようなクライアントを抱えている場合が多いので、一緒に効果アップに向けて動いてくれる信頼できる広告代理店を選びましょう。
執筆:sappy