【広告】SEO対策をする上で知っておくこととアクセス数を上げる方法
お久しぶりですsappyです。
今日は前回に引き続きSEO・検索エンジンの仕組みなど、あれこれ解説していきたいと思います。
日本の検索エンジンのシェア
まずはじめに、検索エンジンとは「情報を検索するシステム」ということは理解していると思います。特に身近なところでいくと「Google」や「Yahoo!」といった大手検索エンジンはみなさんの生活にも馴染み深いのではないでしょうか?
では、その検索エンジン!日本で使用しているシェアはどれくらいなのか?気になったことありません?ちなみに、そのシェア率(最新のもの)を出してくれるサイトがあったので調べてみました。その結果がこちら!
転載:http://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/desktop/japan
算出データは2018年9月のものです。
円グラフからみてもわかるようにGoogleが圧倒的な数字ということがわかります。ちなみに足しても100%にならないのは、その他が若干あるからです。ほぼこの3社が割合を占めています。というかグーグルとヤフーの2強といったところでしょうか。
もちろん、ヤフーからの流入もあるとは思いますが、ほぼグーグル。また、現在ヤフーはグーグルの検索アルゴリズムを利用しているため、グーグルの検索対策をしっかりすることでSEO対策に繋がるということです。
SEO対策する上で知っておくこと
単純に「検索エンジンに対してより多くの情報を収集してもらい、ユーザーの検索キーワードに対してヒットしなくてはいけない」ということになります。では、検索エンジン側でやっている情報収集や情報の抽出などは、どういう役割で行われているのか?そのことを知っておくとおかないとでは全然違います。
検索エンジンは3つのプログラムから構成されています。その3つは「クローリング」「インデクサー」「サーチャー」です。
まずはクローリング
簡単に言えば、インターネット上にあるwebページを巡回して情報を収集する役目のプログラムです。またクローラーはそのデータベースをランク付けします。そのランク付けによって表示順位が変わります。
次にインデクサー
これは仕分け人みたいなもんですね。クローラーが集めた情報を情報ごとに分けて、そのデータを瞬時に取り出せるように変換してくれます。また仕分けると同時に取り出すためにデータを保存する役目もしています。
最後がサーチャー
ユーザーが検索したワードを元にクローラー→インデクサーが収集・保存していた情報から関連性の高い情報を抽出し、ユーザーに対して表示します。検索されたキーワードとユーザーに対して表示順位を決定して検索結果として表示させます。
クローリングが重要
インターネットにある情報をクローラーが巡回し収集することをクローリングといいいます。後に出てくるインデクサーやサーチャーもクローリングされた情報を元に仕分けして表示するので、このクローリングに収集してもらうことがとても重要です。ではどうすればクローラーに見つけてもらえるのか。
ユーザーとクローラー
ブログやウェブページで重要なのは使いやすさ・読みやすさ・見つけやすさですよね。文字の読みやすさ、リンクの飛びやすさ(配置場所・リンクが切れていないか)や詳細、知りたい情報を取得しやすさ・・・あげればきりがありませんが、まずはユーザーに対してその重要な要素を抑えられているかを確認してください。
もっとこうしたら読みやすくなるのでは?みつけやすくなるのでは?と改善点が出てくるはずです。かっこよく横文字で言えばユーザビリティです。
そのユーザビリティと同様に同じ要素が「クローラーの使いやすさ」です。確か、クローラビリティって言葉だったような気がします。まんまですね(笑)
クローラーにとって使いやすいページとは
ユーザビリティと同様に文字の読みやすさなどもありますが、もともとクローラーはサイトを巡回し世界中のリンクを飛び回っているので、リンクをたどれるようになっているかが結構重要です。
検索アルゴリズム
先ほど説明したクローラーですが、クローラーと一口にいっても画像専門のクローラー、文字・情報専門のクローラー、広告専用のクローラーと複数のプログラムで動いています。全て重要といえば重要なのですが・・・その中で重要なのが文字や情報です。画像のクローラーは文字を解読することが苦手です。そのため、画像にリンクや文字が載っていたとしても、その文字やリンクの必要性を理解することが文字・情報のクローラーよりは劣ります。そのためクローラビリティをあげるためには文字やその文字情報のリンクなどに注意を払う必要があります。
これでクローラー対策がしっかりできるようになれば、後はインデクサーとサーチャーです。
サーチャーがwebページにランクをつけることを検索アルゴリズムともいいます。現在Googleでは検索アルゴリズムは公表されていませんが、Googleの見解では「ユーザーにとって有益な情報を提供する」ということが最も重要と言われています。
ということは、少し前項の内容とは矛盾してしまいますが、検索エンジンやクローラーを意識しすぎてもダメということです。順番でいくと1番はユーザー、2番目に検索エンジンといった感じですか。
今からでも始められるSEO対策
SEOに大切な3つの要素
これまで長々と説明してきましたが、仕組みさえ理解してしまえば後は実践あるのみです。まず、SEOに大切なのは3つ「キーワード」「コンテンツ」「リンク」です。
キーワードを決める
キーワードを決めることはサイトやブログにとって非常に重要と言われています。特に「ユーザーにとって検索しやすいか!」ということを意識しすればぐっとアクセスが増えます。
例えば、インターネットを開く時、何を検索するかということを思い出してみてください。自分が置かれている状況や人によって様々だとは思いますが、自分がユーザーに届けたい情報とそのユーザーがどういう検索をすれば自分のサイトを訪問してくれるのか?その道筋を考えることが非常に重要です。
絞りすぎてもダメ!広げすぎてもダメ!
こんな経験ありませんか?自分が検索しようとしていた内容をいざ検索して、ポチッとボタンを押してみると・・・「あれ?なんか似てるけどちょっと内容が違う」みたいな。言葉としては合ってるけど、内容は自分が求めていたものと違うという経験。
もし自分が、店舗経営者で求人広告を出したい。そんな時、「神戸 求人広告」と検索した場合は求人広告を出している企業が検索に引っかかったり、求人広告がズラリとならぶ求人サイトに飛んだり。そんな時、ユーザーがする行動は2つ!「ページリンクをたどる」か「検索項目を絞って検索するか」です。ページリンクをたどっても、ただただ時間がかかるだけなので、大体は「項目を絞る」パターンが多いと思います。
では、自分のサイトやブログのターゲットはどんな人か改めて、見直してみましょう。弊社は神戸で求人広告の代理店もしているので、「神戸で求人広告を出したい」企業や店舗がターゲットになります。しかし、「神戸 求人広告」ではワードが少し広く、求人広告を出したい人ではなく仕事を探している人にも検索されてしまいます。
そこで、ユーザーが検索する内容を予想します!
おそらく求人広告を出したい人は、「神戸 求人(広告)」の後に何か文字をプラスして検索項目を絞ると予想されます。「料金、出稿、出す、掲載・・・etc」。出稿といった広告業界で使われるような言葉は、あえて「値段・料金」とかに変換してもいいかもしれません。
SEOの難易度
SEOの難易度とは、自身のサイトやブログ・記事などをユーザーが検索する時、特定のキーワードで絞った場合にどれだけの競合サイトがあるかという事です。
競合サイトの数が多いほど、検索結果で上位に表示されることは難しくなります。また、ユーザーの検索回数が多いキーワードに絞って対策をすれば必然的に訪問者の数は多くなりますが、それだけライバル数も多くなります。
コンテンツを作る
次にコンテンツです。文章などを使いページを作っていくという事です。簡単な例でいくと、ブログの記事という感じです。
キーワードの入ったコンテンツは、
1.ページの題名やタイトル(titleタグ、h1タグ)
2.見出しやカテゴリー(h2タグ、h3タグ)
3.本文(pタグ、divタグ)
です。全てに入れておかないといけない!というわけではありませんが、コンテンツの構成内にしっかり反映させてあげることで、SEO対策ができます。
リンクをつける
キーワードを設定しコンテンツを作った後に、しっかりリンクをつけてあげることでクローリングなどの対策ができます。ここで注意が必要なのは「リンクだったらなんでもいい」というわけではないということです。特に、SNSなどの「いいね」「ツイート」といったシェア機能などはSEOに効果がないことがわかっています。もちろん、アドワーズといった広告リンクも同様に効果はありません。
ではどのリンクに効果があるのか
それは、他サイトや他コンテンツ(同サイトではない)からのリンクです。
図のように自分のサイトやコンテンツに対し外部からリンクをつけてもらえた時にGoogleでの評価は上がります。また、リンクしてもらえたサイト自体の評価が高い場合と普通のサイトでは、評価基準は前者の方が高いと言われています。
どうやってリンクをはってもらえるのか
リンク獲得は本当にどの企業も努力している内容だと思います。方法論としてはいくつかあるので紹介したいと思います。
SEOサービスの利用
世の中には多くのSEOサービス企業が存在します。その中から自分に合った会社を見つけ、依頼するのみです。お金はかかってしまいますが、この方法が一番手っ取り早いと思います。
サテライトサイトをつくる
衛星サイトとも呼ばれます。主にメインとなるサイトへのリンクを増やすために自分で作るサブサイトのことを指し、サブサイトを多く作ることでSEO対策になると言われています。しかし、こちらは作る労力も時間もかかるため、あまり現実的とは言えません。
辛抱強く待つ
最後は冗談みたいですけど本当にいいコンテツを作ればリンクをつけてもらいやすいという事です。
ここで登場してくるのが、SNSといった気軽に拡散できるものだと思います。先ほど、SNSはSEO対策にならないと書きましたが、実際には拡散することでリンクをつけてもらえることもあるので、SNSは直接的ではありませんが、やらないよりやっていた方がリンクをもらえるかもしれません。
まとめ
まとめてみると結構長くなってしまいました。しかし、知っておくとおかないとではかなり違います。日本の検索エンジンをみてみるとGoogleが圧倒的シェアを誇っていることから、Googleに対するSEO対策が必須です。その中でも「キーワード」「コンテンツ」「リンク」がとても重要です。そのことを意識しながらサイト、記事作成をすればしっかりしたSEO対策はできます。しかし、いずれも時間や労力がかかってくるので、1番手っ取り早い方法はSEOのサービス会社に頼むことだと思います。