「TABETE」って知ってます?新しいシェアリングサービスの使い方と注意すること
いや〜春がやってきましたね。sappyです。
春といえば花見!花見といえばお酒に食べ物!
花より団子です!
いやそんなことが言いたかったんじゃないんですけど、花見とか大勢で集まる機会があって宴会をやると、無駄に料理を作りすぎたり・買いすぎたりして、あまっちゃうことがあります。
誰かが持って帰ってくれれば、問題ないのですが、「まだ食べられるのに捨てなければならない」そんな状況になることもしばしば。それって食品ロスですよね。
そんな食品ロスを解消するアプリが、この間テレビで紹介されていたので、ちょっと調べてみました。
弊社のお客様は飲食店が多いので、少しでも参考にしていただければと思います。
日本の食品ロス
自分は昔、コンビニで働いていたのですが、
コンビニの弁当とかって「廃棄期限」という店舗で陳列できる期間みたいなものがあります。それの期間を過ぎるとその弁当を・・・
捨てる!
ということをしていました。これってめっちゃもったいない!
だってまだ食べられるんですよ!
そんな日常のように行われている「食品ロス」は日本ではどのくらいなのでしょう?
年間約632万トン
この数字なんだかわかりますか?
これは日本で1年間に食べ物が捨てられている量です。
参考情報:https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201303/4.html
1人1日お茶碗約1杯分(約136g)を捨てている
ことになります。恐ろしい数字です。
これでどれだけの人が救われるか・・・
この数字は世界の食糧援助量320万トンに対して約2倍!
世界で援助するはずだったはずの倍ぐらいの食品を捨てているということになります。
恐ろしい!
そんな食品ロスを解決するために作られたのが・・・「TABETE」になります。
フードシェアリングサービス
常日頃から「食品ロスが!」とは考えていなかったのですが、
テレビを見ていると「フードシェアリングサービス」なるものが紹介されており、
ちょっと気になったので調べてみました。
TABETEのしくみ
簡単に説明すれば、飲食店の「まだ食べられる食材」を閉店時間などの理由で「廃棄」しなければならない時、「通常より安く」TABETEを使って出品することで、買い手が見つかり、食品ロスがなくなるというもの。
すごい!
みんな幸せになれる!
現在は都内の数店舗のみでテスト運用をしていますが、これが実現すれば、お店にとっても、買い手にとっても、地球にとっても「いいことづくめ」の最強ハッピートライアングルだと思います。
費用は?
●月額・・・無料
●出品費用・・・無料
●価格設定・・・任意
●決済・・・クレジットカード(ユーザー側)
●手数料・・・売価の35%(5%は活動団体に寄付)
と手数料はやや高めにはなりますが、捨てるはずだったものが売れて収益にもなる!いいことづくめです。売価も自分で決められるので、工夫次第ではうまくコスト調整できると思います。
あ〜関西でもテスト運営して欲しかった〜〜〜!
知り合いの飲食店に紹介できたのに・・・。
そろそろ本格稼働も近いみたいなので、
今のうちに事前登録しておくのもいいかもしれません。
リンクを貼っておきます。
まとめ
私が個人的に思う「TABETE」を運営するにあったって注意しないといけないことは3つだと思います。
・どんな目的でやるのか(利益?・廃棄減少?・コスト?・地球環境?)
・どうやって他店舗との差別化をするか(内容?・価格?)
・どうしていきたいか(目的が達成されることでお店はどうなる?)
だと思います。参加する店舗が増えれば増えるほど、サービスの差別化などをしないと「出品したけど売れない」=結果、食品ロスをするということも起こると思います。
登録・出品すること自体は無料でできるので、予算がない店舗でも参加しやすい半面、登録店舗数が増え売れない店舗と売れている店舗との差が激しくなりそうです。
ですが、アプリを使ってくれるユーザー数の母数があがれば、購入してくれる確率もあがるのでアプリ・サイト運営側のユーザー数獲得も今後の「TABETE」成功へのカギだと思います。本当にこれからの発展が楽しみです。
執筆:sappy