インスタ・フェイスブック・ツイッターどう運営していくの?有効的に活用するための考えと動き方について
もう3月も中旬!今日は、最近当社のお客様からもよく問い合わせがあるSNSの運営についてお話します。
キッカケ
キッカケはこうでした。お客様から「SNSを運営しているんだけど、結構面倒だし、だからといってやめられないし、どうしよう・・・」というお悩みをいただきました。
よくあるお悩みの1つでもあります。
それを「うんうん」と聞いてきた営業から、話を聞き今回SNSについて記事を書くことに決めました。
かといって、具体的な運営方法などはその個社ごとに違うので、今日はSNS運営において気をつけるポイントをお話したいと思います。
なぜ運営するのか?
まず、ポイントになってくるのが「なぜ運営するのか?」という部分です。
目的なしにやみくもに始めても「更新しなくなる」もしくは「何のためにやっているのかわからなくなる」ので、しっかり「なぜ」というところを決めていきましょう。
特徴を見分けて使う
SNSにはそれぞれ特徴があります。
先ほど「なぜ運営するのか」という部分に触れたと思いますが、運営する目的に対して合ったSNSをしっかりと選ぶべきです。
おそらく、最終的に企業側・お店側が繋げたいところは「認知」や「集客」といった売上につなげるための運営だと思います。だからと言って「Facebookやっておけば」とか、「とりあえずTwitter」やっとくか」といったやみくもな行動は避けましょう。
更新する人が大変(笑)だし、先が見えづらい・・・
では、どうやってその目標を決めていくのか!?1つの企業を例にご紹介したいと思います。
「無印良品」で例をあげてみました
https://www.facebook.com/muji.jp/
もちろん、知らない人はいないと言っていいぐらい有名企業です。衣服、生活雑貨、食品と幅広い品を展開している「無印良品」。
現在(3/3)のFacebookフォロワー数はなんと
驚異の100万超!
更新内容を見てみると、新商品のアピールなどもちらほら上がっていますが、どちらかというと新店オープンや企業での取り組み、採用活動といった、会社のアピールが主に更新されてます。Facebookは他SNSと違ってオフィシャル感が強いSNSになっています。その特徴をうまく利用しています。
続いてTwitterです。
こちらも多いですね〜。フォロワー数約58万人!
内容を見てみると、Facebookと似た様な投稿が続いてますが、たまに写真やOGPではない「コメントだけのツイート」もチラホラあります。
無印側の「おはようございます」という呼びかけに対して「おはよーう!」とフランクな返信をしているユーザーもいます。
続いてInstagramです。
https://www.instagram.com/muji_global/
ここまで見た人は、もう気づいている人もいるかもしれませんが、それぞれのSNSで若干「ロゴ」の形が違います。こういった部分でも使い分けしているんですね。
さて、問題の中身を見てみると写真投稿も見られますが、「動画」の多さが目に付きます。元々、販売しているものが生活雑貨系が中心なので、商品の便利な使い方や、使用例などを動画でアピールしています。これは。ユーザーにとって思わずみてしまう広告になっていると思います。
続いてLINEです。
LINE id:muji
こちら驚きの340万人超です!
やばいよ。やばすぎる。
まぁ公式アカウントなので、相当費用はかけているようです。
タイムラインにはFacebookにも載っていた「新卒募集」の広告などが貼られていますが、メッセージの自動返信やリッチメニューを使って、より消費者に近い目線でアピールをしています。
というように、SNSという大きなくくりではなく、それぞれの特性を活かした配信とマーケティングでうまく消費者と繋がっています。
もちろん、これは一例ですので参考までにしておいてください。
すべて思い通りにはならない
広告代理店の立場でこんなこといったら怒られるかもしれませんが、こちらから自発的に発信するSNSは広告を打ったり自社でアピールしない限り、なかなかいいねやフォロワーを増やすことができません。
ましてやその「いいね」「フォロワー」がどれだけ自社商品の購入・サービスを使用してくれているかも見えづらいというのが実際のところです。※見るサービスもあります
無印さんみたいな実店舗を何店舗も運営している企業であれば「××始めました!」なんてアピールすることはできるかもしれませんが、ただただ無意味に更新しているだけでは数字は伸びないのが現状です。
ではどうやってフォロワーを増やしていくのか
一概に「このやり方で」というものはありません。
私の書いている記事を見て「どうしてくれるんだ!増えないじゃないか!」と言われても困るので、参考までに止めておいてください。
投稿するテーマを決める
まず2つのInstagramのアカウントを比べてみてください。最初のアカウントはいろんな写真があって個人の投稿だとういうことがわかります。また情報も多く、あげる投稿のテーマが決まっていないのがわかります。
次のアカウントでは、食べ物系の写真だけをアップしていることがわかります。
このように、写真や内容もそうですが、ある程度テーマを持って投稿することで効果的に「いいね」「フォロワー」を増やすことができます。例えばInstagramの場合、写真の投稿がメインになってくるので、投稿を見るだけで「あ!あの人・あの企業の投稿だ」という認識をしてもらわなければ、基本的に「スルー」されてしまいます。
写真のクオリティをあげる
SNSで重要となってくる情報は「文字」と「写真(画像・映像)」です。その大部分を占めていると言っても過言ではないのが、そう写真です。あきらかに、フォロワー数が多い人物や企業は投稿する「写真」にかなり気を使っています。
誰かが「ほしい!」と思える情報か?
SNSは元々「日記」や「連絡手段」、「つぶやき」として普及したものですが、企業側が使う戦略として、そんなユーザーが日常で使っているツールに対して「接点」や「アプローチ」ができるというところです。
ですが、最近ではユーザー自体も「何かを検索する」ためにSNSを利用したりすることが多くなったので、その「接点」を持っていたとしてもユーザーから「必要」とされないものなら、簡単に排除されてしまうのが現状です。
ということは、誰かに「必要とされている情報」でなければなりません。「オシャレさ」というそれぞれ感じ方が違う物もあれば、料理の「レシピ」や「豆知識」というものまであります。誰かが「ほしい」と思える情報を配信するよう心がけていきましょう。
まとめ
私がこの記事を書いていて思ったことは「とりあえず」という考えは捨てた方がいいという結論です。なぜなら始めてしまった場合は後戻りは、できない可能性があるからです。
ただ!
有効的に活用さえすれば、効果がでます!なぜなら、近年SNSはテレビやインターネットとは別にユーザーに最も近い存在になっているからです。
しかし!テレビやインターネットといった広告費用に大きくお金をかけなくてもいいというメリットはありますが、その分こちらから「必要な情報を提供する」「見たくなるようなコンテンツを配信する」という企業努力が必要になっています。
そのことを理解して始めるべきといってもいいぐらいです。
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執筆:sappy